業種:住宅リフォーム・リノベーション事業所在地:千葉県支援期間:2022年1月~現在(継続中)支援形態:経営企画ロール代行(社外取締役として参画)支援の背景明治32年創業、120年以上の歴史を持つ老舗建設会社として、千葉県・茨城県エリアで着実に事業を拡大。2019年に創業家6代目が代表取締役に就任し、新たな成長フェーズに入りました。リフォーム事業を中心に店舗展開を加速させ、外壁塗装事業への参入など多角化も進めていましたが、事業規模の拡大に伴い経営の複雑性が増していました。従業員数150名、年商40億円を超える規模になる中で、「どんぶり勘定」からの脱却と、データに基づく経営判断の仕組みづくりが急務となっていました。さらに、2030年に売上100億円という野心的な目標を掲げる中で、中長期的な成長戦略の策定と実行体制の構築が求められていました。抱えていた課題課題1:不安定な業績管理体制毎年の業績(特に利益)は期末の決算が締まらないとわからない状態どんぶり勘定の経営体質のため、経費使用や投資判断の明確な基準がない月次での業績把握ができず、対策が後手に回る事業別・店舗別の損益が可視化されておらず、問題の早期発見ができない課題2:経営情報の散在とブラックボックス化経営に関わる重要な情報や指標が各事業や担当者に分散情報を集約した上で経営判断することができない事業ごとに外部コンサルを雇っていたことで部分最適が発生全社最適の視点での意思決定が困難課題3:経営者の時間不足情報収集・共有のための会議参加が増加一部事業において社長自らが直接マネジメントを実施経営について考える時間、将来戦略を描く時間が大幅に減少経営者以外に経営を考える人材がいない課題4:中期的視点の欠如目先の業績対応に追われ、中期的な成長戦略が描けない事業成長に合わせた人材育成・組織体制の計画が立てられない投資判断が場当たり的になり、戦略的な資源配分ができない社員のキャリアプランが描けず、育成と離職のサイクルを繰り返す実施した主な施策経営企画ロールの代行(社外取締役として参画)中短期の事業計画策定予実管理業務および予実管理ツールの作成経営ダッシュボードの構築と運用中期経営計画(2030年売上100億円目標)の策定事業別損益管理体制の構築経営陣への財務研修・教育の実施KPIの設計と自動可視化の仕組み構築成果経常利益:▲0.5億円 → +3.0億円(3.5億円の改善)自己資本比率:18% → 40%(4年間で22ポイント改善)売上高も順調に成長し、利益体質の企業へ転換経営判断のスピードと精度が向上社長が経営に集中できる時間が大幅に増加