ご支援事例企業業種:写真・カメラ専門店チェーン支援期間:2018年1月~2025年3月(7年間)支援形態:経営企画室の実質リーダーロール(常駐支援)支援の背景デジタルカメラ市場の急速な縮小により、主力商品であったカメラ・レンズの販売が大幅に減少。スマートフォンの高性能化により、一般消費者のカメラ需要が激減し、全国に展開する店舗網の収益性が急激に悪化していました。さらに、写真プリント事業もデジタル化の波により縮小が続き、従来の収益モデルが完全に崩壊。営業利益▲16億円という深刻な赤字状態に陥り、事業存続の危機に直面していました。抱えていた課題課題1:収益構造の崩壊デジタルカメラ市場の縮小により、主力商品の売上が年々減少写真プリント事業も縮小し、複数の収益源が同時に失われる状況店舗の固定費負担が重く、赤字店舗が増加課題2:新規事業創出の必要性既存事業の延長線上では成長が見込めない状況新規事業のアイデアはあるものの、リサーチ・企画・実行のノウハウが不足市場環境の変化に対応できる新たな収益の柱が必要課題3:経営企画機能の不在事業構造改革を推進する経営企画室の機能が脆弱複数の改革施策を同時並行で推進するPMO機能が不在経営陣の意思決定をサポートする情報収集・分析体制が不十分実施した主な施策経営企画室の実質リーダーとして経営改革全般をリード経営改革全般のPMO業務新規事業開発のリサーチ・企画・実行支援IPO準備支援成果営業利益:▲16億円 → +30億円(46億円の改善)7年間かけて収益構造を抜本的に改革し、黒字体質への転換を実現